22 12月 2020
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①「飲みやすい」味わい

ワイン業界プロフェッショナルは、ともれば平板な印象を与えてしまう「飲みやすい」という表現を避ける傾向がありますが、実際、一般消費者の方々は「飲みやすい」ということを高く評価します。「酸が低い」「タンニンが弱い」などといったネガティブな意味ではなく、味わいそれぞれの要素が調和し、口あたり良く、飲みやすい……こういうワインは、「美味しいワイン」と好む方が多いでしょう。
クレマン・ド・ボルドーにはさまざまなタイプがありますが、比較的全体に共通しているのは、果実味があってフレッシュ、それでいて酸が強すぎない、ということ。これは、多くの方に「飲みやすい」と親しまれるワインです。
「まずはクレマン・ド・ボルドーを!」と最初の一杯におすすめすると、とても喜んでいただけるでしょう。

 

②クレマン・ド・ボルドーならではの風味

クレマン・ド・ボルドーは、比較的やわらかさやまろやかさを感じるタイプが多く、また特徴として、各地のぶどうの品種的特性があらわれています。
世界的にシャルドネやピノ・ノワールなどの画一的な品種を用いるスパークリングワインが多い中、ボルドー地方ならではのぶどうを用いたクレマン・ド・ボルドーの味わいは、他のスパークリングワインと差別化を図るために有効です。
ボルドーならではのセミヨン種を用いるとまろやかさが増し、ソーヴィニヨン・ブランを主体とすると華やかでありながらスマートに。メルロやカベルネ系黒ぶどうを加えると、スパイスのニュアンスが出てくるので、おすすめする幅がグッと広がります。
シチュエーションやお客様の好みに応じて、幅広くご提案できるクレマン・ド・ボルドーは、とても使い勝手の良いワインということができるでしょう。

 

③コストパフォーマンスが良い

そもそも、「飲めば気分があがる」スパークリングワインは人気があります。スパークリングワインを飲めば、毎日がスペシャルになる……はずなのですが、それを許さないのが価格の高さ。「美味しいスパークリングワインは高い」と、消費者の多くはイメージしてしまっています。その固定観念を覆すのが、クレマン・ド・ボルドーです。「美味しさ」「気分のあがるスパークリング」に「手頃な価格」と三拍子揃ったクレマン・ド・ボルドー。家飲みが増えている昨今、大きなのびしろを持ったワインといえるでしょう。

 

④料理とのペアリング

残念ながら「何にでも合うワイン」はありません。しかし、「多くの料理に合わせやすいワイン」は、存在します。フレッシュで、ほどよい果実味があり、飲みやすいクレマン・ド・ボルドーは、そうした汎用性の高いワインの代表格で、家庭の食卓にのぼりやすい「包容力」があり、守備範囲の広さは、大きな魅力です。フライ、天ぷら、唐揚げと、アツアツサクサクの揚げ物にシュワシュワの泡は最高の取り合わせ。出汁の旨味や素材の本来の美味しさが味わえるお鍋も良い。
スーパーマーケットなどでは、食材などとトータルでおすすめし、クロスでご提案すると、日々の献立に悩んでいらっしゃる主婦の方にも喜んでいただけるでしょう。むしろ、クレマン・ド・ボルドーというワインありきで献立を考える……そんなご提案をお店の方ができたら、ワインの可能性は大きく広がるでしょう。

 

⑤「ボルドー」という知名度&トレンド

ワインのことをあまり知らない方でも、「ボルドー」という産地名はご存知の方が多いでしょう。この知名度は、「良いワインですよ」とおすすめしやすい大きなポイントです。
そのボルドーの中で、クレマン・ド・ボルドーは、近年大きく存在感を増しています。クレマン・ド・ボルドー全体の69%を占める白の栽培面積は過去10年で236%アップ(現在563ヘクタール)、生産量は268%アップ(2019年現在、39,000ヘクトリットル=750ml瓶520万本相当)。さらにロゼにいたっては、31%とクレマン・ド・ボルドーの3割を占め、過去10年で栽培面積413%アップ(255ヘクタール)、生産量466%アップ(2019年の生産量17,300ヘクトリットル=750ml瓶230万本相当)と、その存在感をメキメキとあげてきています。
造り手が増え、栽培面積が増え、生産量が増えているということは、間違いなくトレンドとなっているということ。そんな今だからこそ、「クレマン・ド・ボルドーを是非!」と強くおすすめできるのです。

 

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